小規模サロンのための安全なサブスク導入と決済戦略とは?ケーススタディを紹介

小規模サロンのための安全なサブスク導入と決済戦略とは?ケーススタディを紹介

よもぎ蒸し専門店 Hirurinは、大阪・東京に店舗を構え、本格的なよもぎ蒸しをお手頃価格で体験できるプライベートサロンです。今回は、サブスクメニューの決済にアルファポータブルを導入したHirurin様の事例紹介をベースに、美容系役務サービスを取り扱うサロンの決済事情についてご紹介します。

美容系役務を取り扱うサロンの決済事情

美容系サロン、特にコース契約や回数券といった「役務サービス」を取り扱う場合の決済事情は、一般的な物販店や飲食店とは大きく異なります。

決済会社が「美容系役務サービス」を警戒する理由

多くの決済会社は、美容系サロンの継続決済や高額コースの取り扱いを制限、あるいは禁止しています。理由としては下記の通りです。

チャージバックのリスクがある

チャージバックとは、クレジットカードユーザーが「支払った内容に心当たりがない、納得がいかない」とカード会社に申し立てを行い決済取り消し、その代金をサロンオーナーの口座から(または売上金から)強制的に回収する仕組みのことです。

エステなどの美容施術の効果は感じ方に個人差があるため、お客様が「効果がない」と不満を持ち、カード会社へチャージバック(支払い拒否、返金要求)を申し立てるリスクが他業種より高いとされています。

未提供サービスのリスクがある

回数券や高額コースの分割支払いなどのように、先にお客様から代金をいただき後から施術を提供するスタイルは、サロンが倒産した際にお客様への返金義務を決済会社が負う可能性があります。そのため、多くの決済会社は決済サービスの提供に非常に慎重になります。

国際ブランドの規制

VisaやMastercardなどの国際ブランド自体が、過去の業界トラブルを背景に美容業界を「ハイリスク業種」に指定しています。

法規制による制限がある

特定継続的役務メニュー(5万円以上・1ヶ月超えのコース契約)提供を行っている美容サロンは、特定商取引法(特商法)の対象となります。特商法対象業種は、一般的な物販や飲食店に比べて「倒産やトラブルによる返金リスクが桁違いに大きい」と見なされます。

美容系サロンと飲食店の決済事情比較

役務提供を行う美容系サロンと、一般的な飲食店における決済事情の違いについて、リスク管理や規約の観点から表にまとめました。

比較項目 役務提供を行う美容系サロン 一般的な飲食店
決済のタイミング サービス提供前の一括払いや継続決済 サービスの提供と同時(都度払い)
コースの扱い あり(数ヶ月〜年単位の継続サービス) なし(その場で完結)
主なリスク チャージバック、中途解約、倒産時の未提供 ほとんどなし
決済会社の審査 厳しい(「ハイリスク業種」指定の場合あり) 通りやすい
主な制限事項 高額決済の制限、継続決済の禁止 特になし
推奨される決済手段 アルファノート、Square Airペイ、楽天ペイなど

飲食店は物理的な食事を提供するサービスのため、例えば「美味しくなかったから支払った金額を取消してほしい」という申し立ては通りにくいですが、目に見えない役務サービスを提供する美容系サロンでは、「効果が感じられない」「肌が荒れた」といった主観的な理由による支払い拒否・返金要求(チャージバック)が通りやすい現状があります。

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特定継続的役務メニューを提供しているサロンの決済事情

特商法の対象となる特定継続的役務を提供している美容サロンは、返金リスクや倒産リスクが高いとされているため、決済導入のハードルはさらに高くなります。なぜ導入しにくいのか、その事情と対策を詳しく解説します。

決済会社が拒否・警戒する3つの理由

決済会社が特定継続的役務メニュー提供サロンを警戒する3つの理由について解説します。

① 返金義務を決済会社が負わされるリスク

特商法対象のコースは、数ヶ月〜1年かけてサービスを提供します。もしその間にサロンが閉まってしまった場合、カード会社は「サービスを受けていない期間の代金」をお客様に返金しなければならない義務を負う可能性があり、これを極端に嫌います。

② 中途解約(法律上の義務)への対応

特商法では、お客様の「中途解約」が法的に認められています。 決済システム上で「一部返金」などの複雑な処理が頻繁に発生することを、多くの決済会社(特に手数料が安い汎用サービス)はコスト面から避けたがります。

③ 「不実告知(嘘の説明)」や「強引な勧誘」の懸念

特商法対象業種は過去に消費者トラブルが多かったため、国際ブランド(Visa/Mastercard等)からの監視が非常に厳しく、決済会社が「連帯責任」を問われないよう、審査で入り口を狭めている現状があります。

◎サービスごとの導入しやすさ比較

決済サービス 導入のしやすさ 美容役務への対応
Airペイ・楽天ペイ ✕ 非常に難しい 基本的に不可
役務メニューの決済が発覚すると、アカウント停止・売上凍結のリスクがある
Square △ 条件付きでOK 1年以内の役務なら公式対応、ただし高額すぎると個別審査
アルファノート 〇 導入可能 特商法対象を前提としているため、審査も通りやすく決済可能
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【ケーススタディ】美容系サロンのサブスクメニューにアルファポータブルを導入

Hirurin様

より条件が良い継続決済可能な決済会社を探していた

アルファポータブルを導入前は別会社の決済端末を導入していましたが、手数料などの条件がより良い決済会社に乗り換えを検討していたとのこと。

ネット検索で情報収集をしていましたが、そもそも美容役務サービスを取り扱うサロンへ継続決済を提供している決済会社は少なく、あっても月額費用や手数料が高いなど個人サロンには難しい条件のサービスばかりでした。
そんなときに美容系の見本市でアルファノートと出会い、こちらが求める条件と提供サービスがほぼ合致したので導入を決めました。(Hirurin様 導入事例より抜粋)
Hirurin様 導入事例全文を見る

都度払いと継続決済で決済会社を使い分けて運用中

現在は、都度払いのメニューは以前から利用していた決済サービス、サブスクメニューはアルファポータブル、と決済サービスを使い分けています。アルファポータブル導入前は、1社でどちらの決済も行っていたのですが、サブスクメニューを決済する際、以前はお客様のアドレス宛にURLを記載したメールを送信し、登録していただく必要がありました。
アルファポータブル導入後は、お客様のクレジットカードだけで登録完了できるようになったため、お客様の負担も減りオペレーションも効率化することができました。(Hirurin様 導入事例より抜粋)
Hirurin様 導入事例全文を見る

決済会社を都度払いと継続決済で使い分けることは、「経営の安全性」と「コスト最適化」を両立するための防衛策として非常に有効です。使い分けることで得られるメリットについて解説します。

アカウント凍結(売上没収)のリスク分散

前述した通り、美容サロンはチャージバックなどのトラブルが他業種よりも高い傾向があります。例えば、もしコースなどの役務決済が厳しいA社で無理に高額決済を行い、規約違反でアカウントが止まった場合、その会社で決済していた「健全な都度払いの売上」まで数ヶ月間凍結されてしまうリスクがあります。

決済会社を分けておけば、トラブルが起きてひとつの決済サービスの売上金が凍結されてしまっても、もう一方の決済サービスで日々の運転資金を確保し続けることができます。

決済手数料の最適化

すべての決済を「役務対応の決済会社」で行うと、手数料が割高になる傾向があります。 都度払いメニューや物販は、手数料が安く月額費用などの固定費が掛からないサービスを利用することで、利益最大化を目指せます。

継続決済は、「役務決済OK」「特定継続的役務対応」と謡っている決済会社を利用すると安心です。手数料や固定費などが都度払いの決済サービスと比較して高額になりがちですが、法的な安心料ととらえると前向きに考えられるのではないでしょうか。

◎理想的な「使い分け」の構成例

決済シーン 推奨サービス 運用スタイル
毎日の都度払い・化粧品販売 手数料重視の決済サービス 汎用端末でサッと決済・低コスト
高額コース・回数券(役務) アルファノート 特定継続的役務対応の決済サービス
規約を遵守し、公式に認められたルートで決済
月額サブスク(継続決済) アルファノート お客様のクレジットカードだけで継続決済を登録できる
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美容サロンのサブスク決済にはアルファポータブル

アルファポータブル

美容サロン向けの決済端末機「アルファポータブル」は、1台で70種類以上の決済ブランドが導入可能です。レシートプリンター機能付き、タッチ決済対応、領収書出力対応、屋外利用可能と、美容サロンにぴったりな仕様の決済端末です。特に美容サロンのサブスク決済におすすめする3つの理由を紹介します。

長期役務にも柔軟に対応できる

1年を超えるような長期のサブスクや、数十万単位の高額コースなど、他の決済会社が嫌煙するような高リスクの継続決済を端末による対面決済で対応できることが最大のメリットです。

端末1台で「対面でのサブスク登録」が完結する

一般的なサブスク決済は、お客様にメールを送ってカード情報を入力してもらう「非対面」の手間が発生することが多いですが、アルファポータブルはその手間を削減することができます。

アルファポータブルはAndroid搭載のスマート端末なので、お客様が来店したその場でクレジットカードを差し込み、そのまま「毎月○日の引き落とし」というサブスク設定を完了できます。

「対面決済」となるため手数料とリスクが低い

メールなどで決済URLを送る決済方法は「オンライン決済(非対面)」扱いになり、手数料が高くなったり、不正利用の疑いをかけられやすかったりします。アルファポータブルは端末で直接カードを読み取ってサブスク登録をするため、カード会社からの信頼性が高く、チャージバックが起きた際も「本人がその場にいた」という強い証拠になります。

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さいごに

サブスクメニューの決済にアルファポータブルを導入した美容サロンの事例紹介をベースに、美容系役務サービスを取り扱うサロンの決済事情について、サブスク決済にアルファポータブルをおすすめする理由について解説しました。サブスクメニューの決済について検討中のサロン様は是非ご参考ください。